施設：２０１２年９月始めに、2階建ての１階ファン付きツインベッド部屋に２泊しました。農場に宿泊ということで心配していましたが、宿泊設備は清潔で十分でした。部屋は８〜１０畳程あり、木製の机と椅子、洋服ダンス、そしてシャワー（仕切り内がちょっと狭いかなという位）とトイレの小部屋があります。秋冬用のラジエーターもあります。角部屋で、入り口の大きなドアと、観音開きの窓（網戸あり）は明るく、夜用に目隠しの覆いがついています。８月なら深めのプールが気持ち良さそうでしたが、９月は気温が23°c程で入れませんでした。宿主のカルメラ（少し英語を話す）とイワンの夫婦は親切です。 場所：フィレンツエからポッジボンシまでの各町は、浅い山あいの谷底を南北に走る鉄道がつないでいます。その西側の山の高台にあるこの宿のテラスからは、広々とした丘の連なりや夜の町の灯りがきれいに見えます。サンジミニャノの塔は、敷地内の畑（３０m程歩いて）から同じ高さで見えます。 食事：夕食はその日の人数分をカルメラが自分で作るため、予約が必要。１人前€２５（前菜、パスタやスープ、メイン、デザートの４品）で地元の料理を楽しめます。私の時は、手打ちのタリアテッレやファーロ（麦）スープ、イノシシ肉の煮物、ウサギの網焼き（ほぼ全部ですね）がおいしかったです。満腹になります。子どもの残した分まで食べて苦しかったほど。 朝食は簡素です。パン、シリアル、ミルク、コーヒー、ヨーグルト、ビスケット、ジャム等で、野菜やハム、チーズは付かない。

宿から南東のサンジミニャノまでは２kmで、歩くとちょっと遠い。自転車を借りようとしたらギアが不調で、安全のために貸してもらえませんでした。タクシー（乗り場はなく、電話をして指定した場所で待つ）を使った方がロスがなく確実でしょう。バスはほぼ中間地点のバス停strada（大きなロータリーそば）までは通りますが、そのバスに乗る停留所を探して乗るまでにとっても時間がかかりました。 ベッド（イタリア標準８０cm幅）から小６の子が寝ている間に落ち、フロアがタイルのため、ドンと打った腰と手が心配でした。特に子ども連れの場合は、ベッドを離してツインにするよりも、ベッドをくっつけてダブルの広さにした方がいいでしょう。 夏は夕食スタートが８時（他のアグリも同じ）なので、子どもが途中で疲れて寝てしまって、起こしながら食べてました。